2015年05月24日

原点回帰〜get back〜

「今日も出来なかった・・・。」
スリングライフアドバイザー協会主催のスリングファーストに参加した帰り道。
思わず漏らした言葉でした。
娘が5ヶ月か6ヶ月になるころでしょうか。
カンガルー抱きからステップアップして、寄り添い抱きをやりたい、教えて欲しい。
そう願って参加するも、カンガルー抱きの惨々な出来に毎回寄り添い抱きに進めませんでした。

カンガルー抱きは、スリングの一番基本の抱き方で、これが出来ないと寄り添い抱きも出来ないのです。
なのでカンガルー抱きを毎回練習していくのですが、全然うまくいかない。
うまくいかない(心地良くない)から、娘はグズり、暴れる。なぜ・・・?とループにハマり、抜け出せなくなること数ヶ月。
悶々と次回こそは、次回こそはと講座の日程が発表される度、予定を合わせて毎月のように通いました。

ある時のスリング講座は、カンガルー抱きのグループと寄り添いのグループに分かれ、練習することもありました。私はいつもカンガルー抱きのグループで、寄り添いのグループには入れませんでした。
私より受けている回数が少ないのに寄り添い抱きを習得している方もいました。
授乳もスリングでしたいからカンガルーだと出来ないから早く寄り添い抱きに進みたいのに・・・とイラつき、焦っている自分がいました。
それもあってか、何度となく先生から同じことを言われても全然ピンと来てない自分がいて、言ってることがよく分からないのに、「はぁ。なるほど」と言ってる自分もいたりして、ちぐはぐもいいところでした。

でも、なぜそこまでして何度も通ったのか。
最初に先生がこうおっしゃったからです。
「絶対に誰にでも出来るようになります。」
初めて講座に参加して、終了直後は、本当に出来るようになるんだろうか。と不安でいっぱいでした。
でも、講座の内容や学び体験したことに疑う余地はなく、目の当たりしたものが正しいと感じることが沢山ありました。
なので、自分の体感したことと、先生のおっしゃることを信じることにしました。

そして、今まで使っていたスリングは使えないと思い、先生のブランドのアルマのスリングを購入しました。
他のブランドと比べてもそう安くはないアルマのスリング。購入したからには使えないと宝の持ち腐れになる!絶対に使えるようになりたい。上の子の時に色々育児グッズも試したり買ったりしたけれど、子供を抱っこするものとしてはこの購入を最後にしたい!そう思ったのでした。
今思うと、ここで私は覚悟を決めて腹をくくっていたんだなぁと思いました。

どんなに落ち込んだり、出来ない時も、「スリングは絶対に誰にでも出来るもの」と信じ続け、練習しました。子供達が寝たあとに、100本ノックと銘打って、腕をベビー代わりに中に入れて、テールの引き方を夜な夜な練習したこともあります。
もちろん、素手の抱っこも大事です。何度も何度も見直して、あーでもないこーでもないを繰り返しました。ベビーは大きくなっていくのに、同じ抱き方をすると嫌がるはず、と次の月に参加するまで気づけなかった自分がいました。

そんな中、転機は突然やって来ます。
これだ。というカンガルー抱きが出来るようになる時が来ました。
ジグゾーパズルのピースがはまるように腑に落ちるところが沢山出てきて、何度やってもきちっと決まるようになってきました。

やっとこれでアドバンスに進める!とアドバンスに参加したのですが、寄り添い抱きの難しいこと!
手順だけでも覚えるのがやっとでした。
娘は標準より小さいこともあり、足がまださほど長くなっておらず、うまく包むことが出来ませんでした。
でも、先生にやっていただいて、最初に寄り添い抱きで家まで帰った時の密着度はたまりませんでした。ずっとニヤニヤして帰りました。あの時の感覚は今でも忘れられません。

そして何度も何度も練習して、日常的に寄り添い抱きがなんとか出来るようになってきた時のことです。

突然娘が寄り添い抱きを嫌がるようになりました。

全くスリングに包まれようとしてくれません。なにが原因かも全く検討がつかず、改善のしようもない・・・。
完全に自信をなくしてしまいました。
どうしたら良いんだろう。

何か出来ることはないだろうか。
・・・カンガルー抱き?
寄り添い抱きを習ってからやらなくなってたなぁ・・・。

久々にカンガルー抱きをしてみると・・・
これだ!
という感覚を思い出しました。
そうそう、抱っこってこうだよね、これだよね。と娘と体で話した気がします。

やっぱりカンガルー抱きが基礎である、原点回帰であると感じました。

この感覚は私だけなのかなぁと思っていたら、講座の参加者の方でも、寄り添い抱きを上手に出来ている方が同じことを仰っていて、「やっぱり、カンガルー抱きって基本のき!大事だよね!」と確信しました。

講座を主催していると寄り添い抱きをとにかくやりたい!!と思われる方がとても多いと感じるのです。
私もその1人でしたし、気持ちはわかります。
でも、カンガルー抱きって本当に素晴らしい理にかなった抱っこだなと改めて思うのです。
寄り添い抱きが出来るようになった今でも、カンガルー抱きを時々したくなります。
カンガルー抱きに戻ると、自分の原点に戻れる気がするからです。
原点回帰であるカンガルー抱き、講座に参加された皆さんにはぐるっと回って帰って来てもらいたい、そう思います。







posted by 春の日ボタン クレッシェンドクラス at 00:26| Comment(0) | 日記
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